はなのうた

 

 

身動きができないよ
雨宿りもできやしないよ

この星に足を埋めて
翼のように葉を揺らして

羽ばたいていく蜜蜂の群れ
欲しいものなら持って行け

拒みきれない弱い優しさ
甘い潤いに食いついて来る


留まるが良い
あなたと共になるのなら
眠るが良い 花弁の寝床で


「寂しい」と言えず
孤高のように立ち尽くす
「虚しい」と言えず
風の中 身を委ね
這いつくばり 時は流れゆく

 

 

駄天使の重たい雫
お前は泣いているのだろうか

痛い恵みに打ちつけられ
無言のくちびるが濡れていく

見詰められ 眺められ
この香り 吸い取られ

温もりを感じる間も無く
差し伸べられた手で摘み取られて


千切るが良い
あなたの糧になるのなら
壊すが良い 花園は郷愁へ


「哀しい」と言えず
笑顔のように咲き誇る
「眩しい」と言えず
淡い色の この身体
日差し浴びて 赤く燃やしたい



 

 

その手とその足は
何を掴むの?何処へ行くの?
その目とその口は
蜜が出るの?心が出るの?

たった一言

吐き出せば

動けるの?

変われるの?


私も生きている
季節という 限りの中
私で生きている
家もなく 旅もなく
私が生きている
狩り取られても 枯れ果てても
私は生きている
散り逝くなら 舞い上がれ
空を彩る 妖精のように

花の唄が聞こえてくる
静けさに隠された叫び

私も生きている(「寂しい」と言えず)...

私で生きている(「虚しい」と言えず)...

私が生きている(「哀しい」と言えず)...

私は生きている(「眩しい」と言えず)...



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特に目新しいものは

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2012/08/26

photo 夏物語

「迷いの森」

photo 秋時雨

「Angel」

photo 冬景色

「Faraway」

「White Room」

 

 

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